QGISで衛星写真を活用!地図配信サービスGEOSPACE CDSを利用したQGIS解析
この記事でわかること
- GEOSPACE CDSをQGISで活用する方法
- GEOSPACE CDSプラグインの使い方
こんな人におすすめ
- 衛星写真のGISソフト上での活用にお悩みの方
GEOSPACE CDSについて
GEOSPACE CDSは、NTTインフラネット株式会社によって提供されている、GEOSPACE 電子地図、GEOSPACE 航空写真、衛星画像などの地図コンテンツをクラウド経由で利用できるコンテンツ配信サービスです。詳しい紹介・問い合わせ・お見積もりの依頼はGEOSPACE CDSの公式ページをご確認ください。
GEOSPACEの特長
*公式ページより引用
- 高い精度
町の中心から離れた地域でも一般家屋形状を整備しており、当該形状内に住所等を表示しています。概ね縮尺1/2500の高精度です。
- WMTSによる軽快レスポンス
コンテンツを19段階の縮尺レベルごとにタイル状に分割。サイズ軽減を図ったマップキャッシュデータ(ラスタデータ)をWMTSで配信するため画面表示が軽快。
- 無償で印刷&申請不要
利用可能な例:各種書類(報告書、提案書、工事関連書類等)、印刷物(パンフレット、リーフレット等)、Webサイト、アプリ等
GEOSPACE CDS QGIS Pluginについて
GEOSPACE CDS QGIS Pluginは、GEOSPACE CDSの配信コンテンツをQGISで閲覧・ダウンロードできるプラグインです。このプラグインを使用することで、QGISで簡単に衛星写真や電子地図などを表示することが可能です。プラグインの利用には、ログイン情報が必要でありGEOSPACE CDS公式ページより別途契約する必要があります。
プラグインの特徴
- ユーザー名・パスワードを入力するだけで利用可能
- GEOSPACE電子地図を閲覧可能
- GEOSPACE航空写真を閲覧可能
- WMTS通信で各縮尺の地図が表示できる
- クリップ機能によって任意範囲の地図を切り取って保存することで、オフライン環境でも利用することが可能
QGISでの利用例
GEOSPACE CDSは背景地図として利用ができるため、その上にさまざまなデータを重ねて表示することが可能です。ここでは、国土数値情報のデータとGEOSPACE航空写真をレイヤリングしてみました。
QGISプラグインの利用価格
このプラグインの使用にはMIERUNEとのライセンス契約が必要です。金額についてはMIREUNEのWebサイトをご確認ください。
おわりに
このように、GEOSPACE CDS QGIS Pluginを使用することで、簡単にQGIS上にGEOSPACEの地図や衛星写真を追加し、他のデータを組み合わせて可視化・解析することが可能です。このプラグインの使用にはMIERUNEとのライセンス契約が必要です。プラグインを使用されたい方は こちら からお問い合わせください!